CytoAuto ーラボスケールサイズの培養液自動交換システムー

インキュベータ内で使用可能な培養液自動交換システム

培養液自動交換システム「CytoAuto」は当社のマイクロアクチュエータのテクノロジーを活用することにより、ANSI/SBS規格に適合し、インキュベータ内で使用可能なラボスケールサイズの培養液自動交換システムを実現しました。

CytoAutoの特徴

1高信頼性の培養液交換

・システムのチューブレス化によるコンタミリスクの低減

・低デッドボリューム(ポンプを含め50μL程度)

・作業ログ機能(培養液の交換時間と速度、細胞株名、培養液など記録)

2作業効率の向上

・培養液の自動交換(休日中も定日定時に交換)によるコスト削減

・ポンプなど機器の追加購入は不要

・シンプルな作業手順(流路プレートを培養皿に載せる→細胞播種→培養開始)

3ANSI/SBS規格に適合したシンプルな装置構成

・カルチャープレートと同じサイズの為、既存のインキュベータや顕微鏡が利用可能

・市販の35mm培養皿を培養容器として使用(現行の培養方法からの切替が容易)

・ライブイメージング、細胞機能評価、長期培養などに使用可能

製品仕様

外形寸法 長さ128mm × 85㎜ ×高さ40mm
本体重量 200g
適用できる培養皿 35mm(最大2枚まで)
リザーバ/廃液溜め容積 ~10mL
適用粘度 20,000mPa・s以下
吐出精度 CV値(繰返し精度):10%(1μL)

※製品の仕様は変更する場合があります。

リザーバ、廃液溜めに適用可能な容器とその容器へ投入可能な液量

容器 社名 投入可能液量[mL] 容量
35mm 培養皿 FALCON,WAKI,CORNING
greiner,Nuncl,SUMILON
5 培養液2~3回交換可能
6穴プレート用
ドロップイン容器
サンプラテック 10 培養液4~6回交換可能

適合する培養皿

社名 Code 適合性
FALCON 351008 推奨
IWAKI 3000-035 利用可能
CORNING 430165 利用可能
greiner 627160 利用可能
Nunc 150318 利用可能
SUMILON MS-10350 利用可能

CytoAuto

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本製品開発について

本製品は、当社のマイクロアクチュエータの技術と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)が公募した「平成27年度追加実証・用途開拓研究支援事業―サンプル支援事業―」ならびに、公益法人いわて産業振興センターが公募した「平成27年度 医療・福祉機器等試作・開発支援事業」を活用して開発いたしました。

CytoAutoにて培養実績のある細胞培養株

受賞関連

りそな中小企業振興財団、日刊工業新聞主催 第29回「中小企業優秀新技術・新製品賞」 優良賞

本製品に関する掲載ページ

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CytoAuto PV

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